2011年7月30日土曜日

カーロ4時間迷子体験

玄関先を綺麗にしようと、雑草の引き抜き作業をしている間にカーロが脱走してしまいました!門の脇でせっせと草むしりをしていたので、まさかこっそり出て行くとはよもや思っていなかった私が甘かった。ゲートをしっかりと閉めておかなかった。しかしそこはお散歩命のカーロくん。『うっしっし、ゲートが丸開きじゃ〜ん』とばかりに私の目を盗んで脱走したんでしょう。気がついたのは40分ぐらい経ってからのこと。大慌てで近所をかけずり回ってもカーロの姿は見当たりません。近所のカフェやお店に聞いても「見ていないなあ・・・」という返事ばかり。同時に Geelong Animal Welfare Society - 動物保護 - に連絡をして、それでもオロオロと探しまわる事3時間。事故に遭っていないか、悪い人にさらわれていないか、夜になると寒いのに耐えられるだろうか、などなど悪い想像が頭を巡る。

カーロをお母さんに貰ってもらおう、とか、ケイだけなら楽なんだけどな、とか、ここのところ不平不満をもらしていたことに気づいて後悔しました。もちろん冗談でしたが、そんなことは冗談でも言うもんじゃないんだと、天から叱られているような気がしました。

その時、携帯電話が鳴った!

"We got him!" (ここに来たわよ!) まさに天の声。お礼を繰り返し、引き取りに行きました。カーロはきょとんとした顔で、でもやっぱり少しおびえた顔で、係の人に連れられて出て来ました。ほんとに良かった! ごめんねカーロくん、これからもずっと一緒だよ。

2011年7月27日水曜日

マカロン専門店

ヴィクトリア州ジェローンへ越して来てひと月。初めての快晴!眩しい黄金色の太陽が冷たい肌に心地よく・・・と油断しそうですが、いけませんいけません!恐ろしい数値のUVだということを忘れてはいけませぬ〜。カフェに座って日光浴などもってのほか!シミ指200%のジェローンです。



さて、昨日は重い雲がたれ込める中、電車に1時間揺られてメルボルンCBD(ビジネスの中心街)、サザンクロズ駅へ。(歌ってください、始め人間ギャートルズの終わりの歌を!)な〜んにも無〜い美しい草原と空のみの空間を走り抜けること1時間。途中、マンモスが駈ける幻を観たような気がします。そんなにかけて行くわけですからなにかお目当てを決めて行かなければ『損』ですね。いろいろ他所さんのブログやらを検索し、これだ!と決めたのがマカロン専門店〜LA BELLE MIETTE

4畳半(なんでこの表現使う?)ほどの小さい店内にはカフェ席が二つ。お茶と一緒に楽しめます。そしてガラスケースにずらりと並んだ色とりどりのマカロンたち。おもしろい味だと思ったのは『チェリーブラッサム&酒』味、それに真っ赤なラズベリーは新鮮なベリーの味が口いっぱいに広がって美味!甘過ぎず、素材の味が生きている、という感じです。



メルボルンを満喫し、またまた電車に揺られて1時間。わが街ジェローンへ帰りました。駅から家までの帰り道、可憐な梅の花が迎えてくれました。梅と言えば2月。春までもう少しだな・・・

2011年7月21日木曜日

初ゲスト

オーストラリア生活が始まって2週間。最初のゲストは我が母。引っ越しの度、新しい土地に馴染みにくい私を心配して、関西空港からゴールド・コースト、メルボルンへの片道16時間の長旅を経て駆けつけてくれた。まだ段ボールだらけの部屋をセッセと手際良く片付け、荒れた庭を掃除し、表のゴミ箱まで洗い、納屋の整理をし、はたまた毎日、毎夜、美味しいスタミナ手料理を作ってくれた。

お母さんとカーロ リビングにて
 ケイもカーロも母の側から離れない!やっぱり動物の本能。大の動物好きの母を分かっている!それに、料理を作っている傍ら、ハムやら肉やらをこっそりやっていた(何度も!)。
お母さんに甘えるケイ

お母さんの膝の上がカーロの新ポジション?
 食材は肉も野菜も本当に新鮮だと、うるさい母も太鼓判。ちゃちゃっと段取りをしてくれたある夜のディナー。お米もお酒も持参してくれた。日本のお米ってなんでこんなに良い香りで甘いんだ!お漬け物まで用意してくれて、ご飯が進むく〜ん!
ある夜の母特製手料理 日本からの日本酒で乾杯!

すき焼きの後、スパゲティ麺を使って
おうどんが無くて、すき焼き後におうどんを入れて食べたいな〜、とつぶやく私に、「うどんが無ければスパゲティ買ーといで〜」と母。スパゲティ?と半信半疑の私は言われるままにスパゲティを買い求め、出来上がりはなんとも美味しいすき焼き後の麺!母によると、スパゲティは万能麺だそうな。うどん代わりにも、焼きそば代わりにもなってくれる。ほんとに何の違和感も無く、美味しい和風麺に早変わり。良い日本食材が手に入りにくいジェローンでは大活躍しそうなアイデア。

そんなこんなで、あっと言う間に過ぎた1週間。滞在中6日間は台所に立っていたんじゃないかというぐらい、用事ばかりしてくれていた。お母さんの気合いの入ったエネルギーと美味しい手料理と楽しい会話で勇気づけられました。これからもジェローン生活をエンジョイするぞ〜と言う気が湧いて来た。がんばります!お母さんほんとにありがとう!

Serendip Sanctuary in Lara