2011年9月26日月曜日

Australian Magpie

晴れときどき薄曇り。春の陽気のGeelongです。そんなお天気とは裏腹に残念ながらちょっと風邪気味です。何が何でも気合いで風邪なんかにゃ〜負けないぞ!と頑張っております。

さて、この白と黒のきれいな鳥さん。オーストラリアではよくよく見かける“マグパイ”という鳥です。サイズは鳩より大きめ、からすよりやや小さめと言ったところですか。普段はぜんぜん何の問題も無く、普通にきれいな鳥さんなんですが、このところ鳴き声もいやに『怖げ』で、なんだか感じが違うなあ・・・?と思っていたら、実は繁殖期だということ。この時期は普段にも増して縄張り意識が過激になるそうで、自分の領域に無いって来るもの、すなわち他の鳥、動物、人間と、こちらの意思に関係なく見境無く攻撃して来るので困り者になっちゃうんですって。

先週あたりから犬のお散歩コースにある公園に"DANGER"と書かれた立て看板が出ていて、その下にはマグパイの写真や注意事項が書いてあります。でもまあ近づかなきゃいいんでしょ、なんて軽視していた私。今朝もいつも通りに犬を離して走らせていたら、なんと!!マグパイが威嚇している!ケイがマグパイの巣のある木に近づいてしまったんです。そしたらあなた、上へバッサバッサと飛んで行って、そこからケイめがけてビュ〜ンと攻撃姿勢で下りてくるじゃありませんか。まー、怖かったこと。すぐに呼び寄せて退散いたしました。

オーストラリアのお友達が、「子供達が学校へ行く時にはバケツを頭からかぶせて登校させる」と言っていたのを今頃になって思い出し、そりゃバケツもかぶるわな〜、と実感した今朝の出来事でした。

2011年9月19日月曜日

ジャック・ラビット ワイナリー

汗ばむほどのお天気に恵まれた週末のGeelong!

自身の誕生祝いも兼ねて、ご近所のワイナリー『Jack Rabbit vineyard』へ試飲とランチに行きました。Bellrarine Peninsula の海を望むぶどう畑は広大で美しく、ただそこに居るだけで地球を抱きしめているように感じる・・・というのか、はたまた地球に抱きとめられているというような気がします。海からの澄んだ空気もまた身体のすみずみに行き渡り、何とも言えない清らかな気分に浸ることができる、そんなワイナリーです。

さて、試飲ですが、セラーではなく、レストランの中にあるバーで。込んでいると少し忙しなく感じるかな。でもスタッフは明るく親切、丁寧にワインのことを教えてくれました。その後、外のテラス席へ移動してランチ。これがまた海を望むテラスで最高に気持ちいい。江の電沿い、七里ケ浜にあるレストラン『アマルフィイ・デラセーラ (Amalfi Della Sera)』を思い出しました。
席からの眺め

スタイルはオシャレカジュアル。料理はグッド。決してファイン・ダイニングではないけれど、セラー・ドアからのワインやセッティングを考慮に入れると行く価値はあり◎
うさぎの耳のラベルもカワイイ
テイスティングで特に気に入った白、sauvignon blancは最初の香りがとても濃厚で深く、『おこげ?』のようなエスプレッソコーヒーのような力強さがあり、味も香りに負けずしっかりしています。フルーツはブラックベリーかな。

sparkling blanc de blancは思わず「ウ〜ン(英語調で軽くね☆)』と発してしまうほどのイチゴのような甘い香りが一杯に広がります。泡の感じも強すぎず弱すぎず、品よく出ています。白ぶどうのみで作られているから、この名前だと教えてくれました。

ブティック・ワイナリーに位置するジャックラビットのワイン。残念ながら、セラー以外へ出る前に完売となってしまう場合が多いそうです。2010のカベルネも実は試飲したかったのですが、すでに売り切れでした。これからも地元のワイナリー、どんどん行ってみたいと思います。 *^-^*

2011年9月13日火曜日

ZilZie 2010 Shiraz

オーストラリア・ヴィクトリア州

Shiraz を表現するのに良く耳にするのが「ジャムのような」という表現。私なりに、ジャムのようにまったりとした深い甘さの濃厚なワイン、という解釈をしている。けど、このshirazはジャムというよりも、blackcurrantの持つ甘酸っぱさを想い起こさせてくれる、重すぎない甘さと酸味が程よく交わったところに、微妙に軽やかさを感じさせてくれるワインという感じ。お値段は非常に良心的。買う時に『ちょっとギャンブル?』というほどリーズナブルでした。酒税の超高いシンガポールではそういう訳にもいかないでしょうが、もしこのラベルを見つけたら、トライしてみてほしい一本です。

Rie's wine review:

  1. ファースト・ノートはブラック・カラント!
  2. フルーティーな香りが口いっぱい広がり、同時にスパイシーなパンチが来る。
  3. フルーティーさが落ち着き、スパイシーさにドライな感じが出て来る。
  4. ドライが収まって、シトラス系とミント(?)のような爽やかさが出て来ます。
  5. 最初のノートに甘みが増した感じに変わる。(でもやっぱりジャムまではいかない)


この作り手は30年もの間、大手のワインメーカーのぶどうを栽培していましたが、2000年にファミリー・ブランドを立ち上げたそうです。今回は値段が安かったということで、恐る恐る試しに買ってみたんですが、思いのほか楽しめたワインです。

2011年9月11日日曜日

Protea

プロテアと一概に言っても膨大な種類があるらしいのですが、この辺りで良く咲いていたり、マーケットなどでもよく売られているお花をひとつ紹介します。南アフリカ原産の花だそうですが、オーストラリアでの分布も多いということです。ボリュームたっぷりで、アレンジメントにも良さそうなプロテアはマーケットでも人気の花。この花を見るたびにアーティチョークだ!って思います。
開きかけ

開いたプロテア
開くと中にふわふわの毛のような・・・なんだろう?めしべ?多すぎるな・・・ー_ー;

2011年9月10日土曜日

続・寝心地の良い場所

「小さくてカワイイ僕はパパの上が寝心地の良い場所!」とばかりに、

こんなとか、


こんなとか、


こんなのも〜、



でもね、


でもね、


あたしだって〜!!!と、ばかりに、


必死のパッチで目をつむるケイ。


でもさ〜、寝心地、あんまり良くないんでない??


それにねね、それにね、


大きいからさ〜、足がズリ落ちてるんだよね〜・・・




エヘヘ〜、なんともけなげなケイちゃん。

ケイもカーロもパパの側が大好きです♡

2011年9月8日木曜日

Sticky Date Pudding

オーストラリアのデザートの定番の一つに "sticky date pudding" というのがあって、私のツボにかなりハマりました!というのも、このケーキの歯触りというか、歯ごたえがなんとも「スティッキー」でいいんです。名前の如く、ネバネバ感がたまりません!デイツの深い黒砂糖のような甘みもとても味わい深くて、上にかかっているソース(黒砂糖とクリームで作る)と良く合います。お店ではこれにバニラアイスが付いて来ることが多いんです。暖かいスティッキーなケーキと冷た〜いバニラ〜♡がお口の中で溶け合います。
Sticky Date Pudding
@ Hotel Victoria in Queenscliff

ところで、Date(s)(デイト/デイツ)って、ヤシの木になる実なんですね。今初めて知りました(苦笑!)それを乾燥させたものが売られている場合が多いようです。東南アジアやインドなどではカレーやシチューに甘みを出すのに使われたり、お菓子に使われたりと、用途は多々あるようです。中東の国などでは、フレッシュのデイツをそのまま食べたり、ドライフルーツにナッツなんかを入れたりしてよく食べられているそうですね。ミネラルやビタミンを豊富に含んでいることでも知られているんですって。

さて、このケーキ、レシピは至って簡単です。要はデイツをクツクツとお湯とベーキングソーダで煮て柔らかく崩した物を、小麦粉とバター、卵、砂糖、バニラエッセンスなどと混ぜて焼くだけ。ネットでもたくさんレシピが出て来ます。私も週末あたり、是非焼いてみようと思います!

2011年9月4日日曜日

妹の誕生日

Happy Birthday to my sister! *^o^*

散歩@Kingston Park, Ocean Grove

Geelongは曇り空の日曜日でしたが、『犬友』のご夫妻と一緒に公園へ。ここは広〜〜〜い芝生の他に、森林の中を歩ける林道があって、フェンスもあるので犬を離して歩けます!クンクン、ワンワン、check it out! していました。

Staffordshire bull terrier のビリーくん
Black labrador のモカちゃん

どちらもちょっぴりチャビーでとっても人懐っこくて可愛い子たちです。また一緒にお散歩行こうね!

Tecomanthe Speciosa

キングストン・パークでの散歩の後、バーベキューをしながら飲んだくれているうちに、夕方から一転して恐ろしくきれいな青空になりました!

オフ・ホワイトのトランペットのような形の花が房になって咲く、オーストラリア産の花。最初に発見されたのはニュージーランド北部を更に北へ55キロ上がった"Three Kings Island"という場所らしい。蔓状に伸びていく性質で、他の木へも上がって行ってしまうため、元の木を枯らしてしまうこともあるという、実は厄介な植物だそうです。これも大きな木に巻き付いて成長してしまい、挙げ句の果てにゴージャスに咲き誇っているという状態でした。蔓状の植物ってなんだか生命力が強いものが多いのかな?

2011年9月3日土曜日

ハーブ料理

ハーブと一緒に良く使うのはパスタ。特に最近ハマっているのが極小パスタです。米粒のような"orzo"や"risoni"、こんぺいとうのような"stelline"を使ってサラダ仕立てに。メインにもなるし、お肉やお魚の付け合わせにもなるし、とっても重宝です。そこで活躍してくれるのがハーブ。パスタにオレガノやタイムは定番ですが、それよりも私が好きなのはミントやパセリ、ディルを使う、いわゆる"Mediterranean"の味付け。

タブレー(tabbouleh)はパスタではないけれど、ミントとパセリをふんだんに使うサラダで、爽やかなレモンとハーブが解け合って、いくらでも食べられます。

小さいパスタのは、ミントが中心。パスタにミント?と思うかもしれないけれど、いけます!^o^  それに超簡単。パスタを茹でたら流水でさっと洗って、オリーブオイル、フェタチーズ、レモン汁、塩・コショウ、そしてミントをたくさん(好きなだけ)入れて混ぜるだけ。あればドライトマトを飾っても色がきれいだし、なければトマトを小さく刻んでいれてもオッケー。

もう一つ、大好きなハーブがディル。これもレモン、オリーブ、フェタチーズと絶妙に合います!シンプルだけど、ヘルシー。好きなお野菜でどうぞ。
きゅうりとトマトとフェタのレモン・ディル・ドレッシング

Herb Garden

マークの趣味の一つにハーブを育てること、があります。今までも、どんな小さなスペースであれ、幾種類かのハーブを育てていました。引っ越して落ち着いたや否や、ガーデン・センターで数種類のハーブの苗を買っていました。

タイム
レモン・タイム
イタリアン・パセリ
カーリー・パセリ
オレガノ
チャイブ
ローズマリー
コリアンダー
ミント

ハーブの間に黄色いマリー・ゴールドを等間隔に植えているんですが、この花のにおいが害虫避けに効果有りだそうです。

そして、もう少し暖かくなるのを待っているトマトの苗。今は鉢植えにしていて、冷たい夜露を避けるために夜は家の中に入れていますが、そろそろハーブの横に移動させてもいいかな。
門の脇に元々植わっていたラベンダー。放ったらかしにされていて、今にも枯れてしまいそうだったのを、きれいにカットして雑草も抜いてお手入れしたら、かわいい薄紫の花が元気に咲いてくれました。