Shiraz を表現するのに良く耳にするのが「ジャムのような」という表現。私なりに、ジャムのようにまったりとした深い甘さの濃厚なワイン、という解釈をしている。けど、このshirazはジャムというよりも、blackcurrantの持つ甘酸っぱさを想い起こさせてくれる、重すぎない甘さと酸味が程よく交わったところに、微妙に軽やかさを感じさせてくれるワインという感じ。お値段は非常に良心的。買う時に『ちょっとギャンブル?』というほどリーズナブルでした。酒税の超高いシンガポールではそういう訳にもいかないでしょうが、もしこのラベルを見つけたら、トライしてみてほしい一本です。
Rie's wine review:
- ファースト・ノートはブラック・カラント!
- フルーティーな香りが口いっぱい広がり、同時にスパイシーなパンチが来る。
- フルーティーさが落ち着き、スパイシーさにドライな感じが出て来る。
- ドライが収まって、シトラス系とミント(?)のような爽やかさが出て来ます。
- 最初のノートに甘みが増した感じに変わる。(でもやっぱりジャムまではいかない)
この作り手は30年もの間、大手のワインメーカーのぶどうを栽培していましたが、2000年にファミリー・ブランドを立ち上げたそうです。今回は値段が安かったということで、恐る恐る試しに買ってみたんですが、思いのほか楽しめたワインです。
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