2011年12月31日土曜日

年越し -- From 2011 to 2012 --

今年もあと2時間足らずとなった。いろいろなことが、めまぐるしい程に起こった1年だったような気がする。良かったのか、悪かったのか? それはさておき、こうして健康でいられるということに、感謝し、また来る年を、健やかに、そして有意義に過ごせるよう、努力しようと思う。

年末らしいことが、何一つできずに迎えてしまった年の瀬。妹の『年越しそばをいただかないと、年が越せない』という言葉に元気づけられて、私も作った。かしわとおネギのシンプルなおそば。少し、大晦日の気分が湧いて来た!

縁有って、このブログを読んでくれているみなさまも、どうぞ良いお年を!

2011年12月27日火曜日

犬の椎間板ヘルニア

今までに飼った猫・犬は、事故もなければ病気も一切なし。皆、大往生の末、天国へ戻りました。なので、動物の病気などには、てんで疎い私だったのですが、1週間前、愛犬のケイの下半身が効かなくなり、椎間板ヘルニアと診断されました。緊急手術の結果は成功。でも、下半身に神経が通うまでには、4〜6週間かかると言われました。。。
傷の治りは至って順調。食欲もあり。とにかく今は、一日も早く、ケイが歩けるようになることを願いつつ、『365歩のマーチ』を歌いながら、リハビリに励む日々です。ケイの脚を持って「1、2、1、2、ワン、ツー、ワン、ツー!」と、張り切る私を、うるさそうに見るケイ。治るまで辛抱してや〜(涙)!

ちなみに、カーロですが、こちらは至って健康そのものです。でもケイが一緒にはしゃいでくれないから、ちょっと寂しいんじゃないかな?

2011年12月15日木曜日

オークランド(ニュージーランド)

訳あって、ニュージーランドのオークランドに来ております。

メルボルンから東へ2600キロ、4時間の飛行で着きました。

原住民、マオリ(Maori)民族とも、うまく交わった社会、という印象も受けましたよ。いろいろな町や道の名前も、マオリ語です。発音は、ハワイ語にとっても似ていて、私たち日本人には発音し易い言語です。

お天気は、残念ながら、月曜日に来て以来、ず〜っと雨・雨・雨・・・☂ それでも、きれいで、とっても居心地の良い街だなあ、という印象。オーストラリアとご近所だけど、街の雰囲気は少し違うかな。ヨーロピアンな感じが、オーストラリアより強いように思います。路地に入ると、こんなカフェやパブ(パブリック・ハウス)が並んでいたり。そこで、みんな自由にコーヒーを楽しんだり、ビールを楽しんだり、タバコをふかしたり、ゆっくりと時間が流れているなあ。








そして、大自然を求めて、街の中心から北へ約150キロのワンガレイ(Whangarei)という町へドライブ。途中、行き当たりばったりで入ったワイナリー、Matakana という町にある造り手、RANSOM。収穫から瓶詰めまでのプロセスを、丁寧にお話してくれました。お味も風味もとってもよく、バランスのよくとれたワインです。



☂のため、白くけむってしまっていて、途中の景色は写真に撮れなかったけど、『アルプスの少女ハイジ』を大合唱したくなるような景色・・・で分かっていただけるかな?

『おじ〜さ〜ん!』

『ペ〜タ〜!』

次回は是非、映画『Lord of the Rings』の舞台設定に使われたという、広大な景色を見に来たいと思いました。*^o^*

2011年12月6日火曜日

クモ

オーストラリアって蜘蛛が多いんです。種類はいろいろあるんだろうけど、うちのは足が細くて長〜いクモさん。直径(足も含めて)3〜4cmの、見た目とっても繊細な感じ。写真は・・・やめておきましょう。嫌いな人も多いと思うので。私、個人的にはクモは大丈夫なんで、そんなに問題ではないんです。(毒蜘蛛はだめですけど!)

さっきもお手洗いに入って電気をパッと点けると、その足長グモさんが居て、一瞬『ヒャッ』と声を上げると、そのクモさんも『ヒャッ』と立ち上がってビックリしていたみたい。そしてあっちへこっちへと、お互いに逃げ場を探して・・・(笑)そんなクモさんを見て、なんてかわいいんだろうと思いました。向こうの方が怖いんだろうな、きっと。脅かしちゃったね。でもまあなんとかお手洗いのコーナーに居場所を見つけて落ち着いたみたい。どうぞごゆっくり・・・

2011年12月3日土曜日

そら豆

そら豆をお庭で栽培しているお友達から、袋に一杯いただきました〜。(*^o^*)

1メートルぐらいの大きさの茎から枝分かれしていて、その枝から大きな鞘がいくつもいくつもぶら下がっているというもの。2つ植えたらしいのですが、どんどん出来すぎて食べきれないので持って帰って〜!と言われました(笑!

Jamie Oliver 曰く、『そら豆はどんな“イディオット”でも育てられる』という言葉を聞いて、早速お庭に植えてみたところ、彼の言葉は本当だった・・・というのが感想だそう。

そして、そら豆と言えばこのサラダ!という、お気に入りの mediterranean(地中海)レシピを久しぶりに♡ 
鞘から出して1〜2分さっと茹でる

さらに薄皮から取り出す
 ガーリックのみじん切りとトマトの8当分をオリーブ・オイルで炒め、良い香りが出て来たらオリーブ(カラマタ・オリーブが黒くて色合いが良い)とそら豆を入れる。暖める程度に炒まったら、崩したフェタ・チーズ、ディル、レモン汁、塩、コショウをボウルで混ぜ合わせる(フェタとオリーブが塩気なので、塩は気をつけて少しずつ味見しながら)。ただそれだけの簡単なレシピだけど、爽やかなレモンとディル、そしてフェタとオリーブの塩味のコンビネーションが地中海を想わせてくれる、シンプルながら奥深い味わいのサラダです。
カラマタが無く、手持ちのミックス・オリーブを使ったので色合いが悪いですが、味はオッケーでした。ワインに合う一品ですので、是非試してみてください。

2011年12月2日金曜日

もう師走か・・・

毎年のことながら、この季節いつも口ずさんでしまう言葉。

もう師走・・・

11月は来年に向けて“就活”したり、ちょっと遠出したり、日本へ一時帰国したりとバタバタしたひと月だった。“就活”は家族をはじめ、友人・知人の皆さんのお力添えもあり、お陰さまで来年からおもしろい展開になりそうな。

オーストラリアに来てからも、本当に人との出会いに恵まれ、5ヶ月足らずのここでの生活の基盤も徐々に固まってきたかなと思える今日この頃。やはり全てのことへの感謝の気持ちで心が一杯な師走の今日。

このブログを読んでくれている皆さんは、どんな師走をお過ごしでしょうか。やっぱりバタバタな毎日なのでしょうか。いろいろなイベントがあるこの季節。気疲れせず、健康でありますように・・・

そうそう、先日訪れたカフェでの一杯。こういうのが出されると『ウ〜ン、バリスタ〜』と唸ってしまうな。エスプレッソと絹のようなミルクのバランスが絶妙で、味も大変良かったです♡




2011年11月6日日曜日

ビーチでラン(チ)

快晴の土曜日、Geelong から車で30分の Bellarine Peninsula にある Portarlington というビーチタウンへ。お目当ては、犬を放してもオッケーのビーチ!さあ、思いっきり走ってもいんだよ〜!という私の思い通り、思いっきり水を蹴ってはしゃぐケイとカーロ。
犬はビーチでラン!
 私とマークはそれを見ながらワインとサンドイッチでお昼。
ワインは行く途中にワイン・テイスティングに寄ったScotchmans Hill  Shiraz 2009.
大きい作り手の割に、セラードアは普通のお家の一角。親切なアドバイザーさんと会話をしながらのテイスティングはとてもアットホームな感じ。実がつき始めたぶどう畑も明るい緑の新緑に覆われてきれいでした。

人間はビーチでランチ!
燦々と照りつける太陽と爽やかな海風を楽しんだ土曜日でした◎

2011年11月3日木曜日

感謝の気持ちを声に出してみる

いつもブログを読んでくれている皆さま、お元気ですか。あれよあれよと言う間にもう11月。サンクス・ギビング、クリスマス、ニュー・イヤー、と行事が続く、忙しくもワクワクする季節になりましたね。

さて、今日は私とマークがしばらくの間続けている習慣のことを書きますね。

たしか去年のサンクス・ギビングかクリスマスか、ちょっと記憶が定かでないんですが、いずれかのディナーの前に、お祈りをしようということになったんです。お祈りだから声に出して言いますよね。私は日本人で仏教徒だから、心で唱えることはあっても、お祈りってあんまりしたこともなかったけど、マークに即されて言うことに。Thank you, god, for ・・・でいいんか?と考えながら、こうして素敵な料理で食卓を飾れる事、健康で美味しく食事がいただける事、二人が幸せで一緒に食事ができる事・・・と。そして言いながら自分の声が耳に入って来たときビックリしたんです。まあなんと多くの事が可能であることか。そして同時にこれらが『できない』人々が多くいるんだということを改めて想いました。そして自分の置かれている立場がなんと恵まれていることかに改めて気づかされたんです。

それ以来、朝食のとき必ず声に出して感謝の気持ちを言うようになったんです。例えば、今日もぐっすり眠れ、朝は気持ちよく目が覚めて、美味しいコーヒーと朝食が味わえます。ある時は燦々と照る太陽と青い空、美味しい空気を身体いっぱいに感じ、小鳥のさえずりが聞こえます。というふうに、数限りない当たり前のようにある状況を声に出して言ってみると、これらが不可能な人たちが世の中にはたくさん居るんだということがわかるんです。だから、これらが当たり前ではないんだ、すごく恵まれているんだ、ありがとうございます。って感謝しないといけないな、って心から思うんですよね。

皆さんも、もし言ったことがなければ、一度声に出して言ってみてください。ちょっとしたことだけど、自分のまわりにビックリするほどの幸せがあるのがわかると思いますよ。*^-^*

2011年10月28日金曜日

続・恐るべし傲慢ビジネスモデルーJetstar★

怒りというよりも、呆れのほうが強い今回のジェットスターの一方的なフライトのキャンセル。しかし、既に組んでいる予定の為には、指定された便に乗るのでは意味がない。31日に予定があるからその日の朝便を予約してるのに、夜中に飛ばされたら31日どころか、日にち変わって到着になるやろ!意味ないっちゅうねん!ということで、夫が交渉の為に電話をした。

ところが、予約していた便はもう既に勝手にしかも2ヶ月以上も前もってキャンセルしたという一点張り。だいたいなあ、こんなに早くキャンセルするんやったら元から売りに出すなっちゅうねん!質の悪い会社やわ〜!更に・・・!

夫 −− 「じゃあ、せめて前日の便とかに乗れないか」

という問いに対しての返答が恐ろしや。有り得ない返事。

ジェットスター −− 「そういうことなら仕方がないので、前日の便に無料で変更してあげます。

コッラ〜!!なにを寝ぼけとんねん?前日に行かなければならんっちゅうことは、犬のホテル代も我がのホテル代もかかるんじゃ〜!!なにをマニュアル通りにしゃべっとんねん!ど阿呆〜!とは、うちの冷静な夫は言わないけど、冷静に意義申し立てた、ということでした。これは私やったら完全に切れてるやろうな。まあオペレーターが悪いのではないんだけどね。

そういうことで、この会社は二度と使わない!いくら格安で運行してるからって、許されていいビジネスモデルじゃない!お客は二の次、会社のコスト削減しか頭に無い。こういう会社は全てが万事、コスト削減主義。こんなビジネスを続けていると、いつかえらいことになるぞ!

2011年10月27日木曜日

恐るべし傲慢ビジネスモデルーJetstar★

オーストラリアの格安航空会社、「ジェットスター」って知っていますか?オーストラリア国内はもとより、アジア各国へも、そして日本へも就航している航空会社。知人などから苦情の声はときどき聞いてはいたものの、ここまで酷いとは知らなかった。

遅延やキャンセルといえば、飛行機の機体や計器系統の不具合、気候などで、やむを得ずということなら仕方がない。それでもお客さんの予定は大幅に狂ってしまい、大変な事態になることや、取り返しのつかない事態になることもあり得る。だいたい飛行機の予約を一つするのだって、どの人もこの日だあの日だと、万障繰り合わせて日程を決めている。飛行機に乗るということはそういうもんだと思う。なのにこの会社、『だって、コストが合わないから飛びたくないんだも〜ん』とばかりに身勝手にキャンセルをする。それで平気な態度。

今回、私たちが予約を入れていたのは12月31日のメルボルンからゴールドコーストへの国内便。もう2ヶ月も前にチケットを買い、ホテルを予約し、犬のお預けも予約していた。それが昨夜いきなり携帯電話のテキスト・メッセージで『あなたの便はキャンセルになったから夜中の便に変更しました。』ときやがる。「ハ〜?」と驚愕の沈黙が走る。「なんじゃこりゃ〜!!!(松田優作風)」と憤りの波が寄せる。

なにを寝ぼけた事を、しかもSMSで送っとんねん!なんちゅう会社やねん!しかも一方的にキャンセルの通知、そして違う便に乗れという。『変更できますか』と伺いをたてて来るならまだしも、なんの伺いもなしに通知かい!?客を嘗めくさっとんな!なんという無礼な会社か!

しかし新たに指定された便では困る!明日電話をして、他の便に変えなければ。。。

この話の続き、電話のオペレーターとの恐るべしやり取りは明日。

2011年10月20日木曜日

Goose Island - Shiraz 2009

やっぱり"Shiraz"と言えば南オーストラリアだね!というコメントを想わせる一本です。煮詰めたブラックベリーのような甘みと濃厚な香り、そして程良いスパイスがshiraz独特の深みを醸し出す、セラフィノ(作り手)のグース・アイランド(ブランド)赤、shiraz 2009。


この作り手は40年という歴史の中でも数ある賞に輝いているそうです。Shiraz のみならず、 Cabernet Sauvignon でも賞を取っているようです。近い将来、アデレードへの途中にでも訪れてみたいマクラレン・ヴァレーのセラー・ドアが一つ増えました。

McLaren Vale -- Serafino  http://www.serafinowines.com.au/about/our-story1

庭で、沈んでゆく太陽と風を感じながら味わう赤はまた格別でした。

外ランチ

気持ちよく晴れてくれた28℃の週中、水曜日のGeelong。

こんな気持ちいいのに家(内)でランチという手は無いでしょう!とばかりに紅茶とサンドイッチを持って、ご近所の海辺へ。周りには人っ子一人居ません。こんなこと、シンガポールではあり得ないことでした(笑)! 風の音と鳥の声に包まれながらのお昼。眺めもご覧の通り、青い海が眼前に広がって、もう気分は最高!
Geelong Water Front
Geelong Water Front
これからの「外を楽しめる季節」が楽しみです!

2011年10月17日月曜日

韓国バービー

オーストラリアの人たちはバーベキューのことを「バービー」と言うそうです。

週末はいつも仲良くしてもらっている友人お二人を招いて、韓国焼き肉を庭のバーベキューでしました。要は「炭火焼き肉」です。*^o^* もちろんキムチとかきゅうりのコチジャン味噌とかも用意して、焼いたお肉はサラダ菜に巻き巻きしてお野菜摂取も忘れません!


マークとマリア、肉を焼く

マリアさん(左)とボニーさん(右)

とっても美味しく、楽しい夜になりました。

ケイとカーロもお客様に大はしゃぎでした。可愛がってもらいました、ありがとう!

2011年10月16日日曜日

春の嵐

20kmの強風がビュンビュン吹いているGeelongからこんにちは!

最高気温は18℃ということだけど、風のためにそんなに暖かく感じません。この南極からの強風、いつ慣れる日が来るのやら。春の嵐のような気候はこの辺りの定番らしいです。

さらに、そう、この強風に相乗りして花粉たちが獅子舞のように踊り狂っているようなんですね。今朝から超アレルギー症状の私は、ヨガでも『息できませ〜ん』状態で大変でした。

風、止んでくれないかな〜と、窓を見つめる日曜の午後です。

2011年10月7日金曜日

風水

今朝は気味が悪い程、生暖かい空気に包まれたGeelongでしたが、夕方から少しひんやりとした空気が入って来たかと思うと、雨が降り出しました。

ところで、ここ何年か風水に興味があり、念願かなってそれに詳しい友人に自宅をみてもらうことができました。と言うのも、引っ越して以来体調が優れず、これはきっと家に原因があるのでは、、、と気になっていて、機会があれば診断して欲しいと思っていたんです。

気になる結果はやはり『良くない』でした。でも家の年間契約は始まったばかり。あと9ヶ月残っています。明日にでも引っ越したいけどそう言う訳にもいかない。。。というのが現実です。そこで、『良くない』から少しでも『良い』に近づけ、できるだけ家の気の流れをよくする方法を教えてもらいました。


気の流れが悪い箇所に以下のものを置く、というもの。
−ウォーター・プラント
−石
−乾燥ヘチマ
−赤いもの
−オルゴール

早速、プラントを置いてみました。


なんとなく気持ちが落ち着くような気がします。澄んだ水から出るきれいな緑。空気とともに心も浄化されるような感じかな。まあ、イワシの頭も信心から。しばらく試してみようと思います。

2011年10月5日水曜日

住宅事情〜南半球の場合〜

じんわり、ほっこり暖かかった水曜日のGeelongです。

さて、引っ越すたびにもちろん家を探すわけですが、私の「こだわり」は日当り。昔、北側にバルコニーのあるアパートを借りて、懲り懲りした経験がありました。日が一日中ほとんどあたらないから植物は育たない、洗濯物は乾かない、そして寒い!だから今回の家探しの決め手は不動産のゴールデン・ルールの一つ、「東南」!庭とキッチンの窓が東南に面している〜♡もうそれだけで『ここしかないわ!』とばかりに決定。

でもね、なんかおかしい。。。北向きの玄関のほうが日当り良いんだよね。。。冬でも一日中日があたってぽかぽかして。で、南にある庭、日が当たることは当たるけど、お昼過の2時ぐらいから陰になってくる。おかしいなあ??

それもその筈!だと、今日お友達から知らされました。ここは南半球だから、北半球の常識が当てはまらないのでした。北側がリビングやお庭のある家のほうが断然人気があるし、値段も高い!のだそうです。そうなんですか!?

ま〜、やってしまいました。なんたる失敗。リースはあと9ヶ月。9ヶ月後、引っ越します宣言。それまでに勉強しないと!

2011年10月1日土曜日

一番のお薬?

お母ちゃん風邪ひいてまんのん?




う〜ん、心には効くんだけどな、咳はやっぱり止まらんわ。

月曜日医者行こう。

フッティー・グランド・ファイナル

春が来て、このまま夏に突入ね〜 (^▽^)!と思っていたのは大間違い。私にとってはまたも寒い冬がやって来たかのような日が続いた先週。あまりにも変化の激しい気候について行けず、ついに風邪に負けてしまいました。今日も気温15℃、厚い雲に覆われ小雨がぱらつくGeelongです。

このようにお天気は今いちですが、Geelongの人たちにとっては一大イベントの日でした。オーストラリアではフットボールがとっても人気で、その決勝戦に地元チームの"Geelong Cats"が残ったんです。フットボールとはいっても、アメフトとは違って、防御するヘッドギアもなければサポーターすら付けていない。どちらかというとラグビーみたいな軽装で、ボールを拳でボカーンと小突いてパスしたり、蹴ってパスしたり、なかなかスピードがあっておもしろいゲームです。ゴールはやっぱり4本の棒が立った間に、蹴ったボールをくぐらせるというもの。2本の間を抜けると得点も高いというものだと思うんだけど、そこのところはハッキリしておりません、すみません。それになにより選手の皆さん達、スタイルも良くてかっこよろしいな〜^-^;(やっぱり目の保養を兼ねている私です)

それが!勝ったんです、Geelong Catsが! Collingwood Magpiesというメルボルンのチームを3点差でくだして優勝したということで、ここらのパブはもうお祭り騒ぎでしょう。

私は、風邪も引いていることだし、家でゆっくりいたします。しかしまあ、せっかく地元チームのある町に住む事になったんだから、キャッツを応援しようじゃありませんか!キャッツさん!おめでとう!!

2011年9月26日月曜日

Australian Magpie

晴れときどき薄曇り。春の陽気のGeelongです。そんなお天気とは裏腹に残念ながらちょっと風邪気味です。何が何でも気合いで風邪なんかにゃ〜負けないぞ!と頑張っております。

さて、この白と黒のきれいな鳥さん。オーストラリアではよくよく見かける“マグパイ”という鳥です。サイズは鳩より大きめ、からすよりやや小さめと言ったところですか。普段はぜんぜん何の問題も無く、普通にきれいな鳥さんなんですが、このところ鳴き声もいやに『怖げ』で、なんだか感じが違うなあ・・・?と思っていたら、実は繁殖期だということ。この時期は普段にも増して縄張り意識が過激になるそうで、自分の領域に無いって来るもの、すなわち他の鳥、動物、人間と、こちらの意思に関係なく見境無く攻撃して来るので困り者になっちゃうんですって。

先週あたりから犬のお散歩コースにある公園に"DANGER"と書かれた立て看板が出ていて、その下にはマグパイの写真や注意事項が書いてあります。でもまあ近づかなきゃいいんでしょ、なんて軽視していた私。今朝もいつも通りに犬を離して走らせていたら、なんと!!マグパイが威嚇している!ケイがマグパイの巣のある木に近づいてしまったんです。そしたらあなた、上へバッサバッサと飛んで行って、そこからケイめがけてビュ〜ンと攻撃姿勢で下りてくるじゃありませんか。まー、怖かったこと。すぐに呼び寄せて退散いたしました。

オーストラリアのお友達が、「子供達が学校へ行く時にはバケツを頭からかぶせて登校させる」と言っていたのを今頃になって思い出し、そりゃバケツもかぶるわな〜、と実感した今朝の出来事でした。

2011年9月19日月曜日

ジャック・ラビット ワイナリー

汗ばむほどのお天気に恵まれた週末のGeelong!

自身の誕生祝いも兼ねて、ご近所のワイナリー『Jack Rabbit vineyard』へ試飲とランチに行きました。Bellrarine Peninsula の海を望むぶどう畑は広大で美しく、ただそこに居るだけで地球を抱きしめているように感じる・・・というのか、はたまた地球に抱きとめられているというような気がします。海からの澄んだ空気もまた身体のすみずみに行き渡り、何とも言えない清らかな気分に浸ることができる、そんなワイナリーです。

さて、試飲ですが、セラーではなく、レストランの中にあるバーで。込んでいると少し忙しなく感じるかな。でもスタッフは明るく親切、丁寧にワインのことを教えてくれました。その後、外のテラス席へ移動してランチ。これがまた海を望むテラスで最高に気持ちいい。江の電沿い、七里ケ浜にあるレストラン『アマルフィイ・デラセーラ (Amalfi Della Sera)』を思い出しました。
席からの眺め

スタイルはオシャレカジュアル。料理はグッド。決してファイン・ダイニングではないけれど、セラー・ドアからのワインやセッティングを考慮に入れると行く価値はあり◎
うさぎの耳のラベルもカワイイ
テイスティングで特に気に入った白、sauvignon blancは最初の香りがとても濃厚で深く、『おこげ?』のようなエスプレッソコーヒーのような力強さがあり、味も香りに負けずしっかりしています。フルーツはブラックベリーかな。

sparkling blanc de blancは思わず「ウ〜ン(英語調で軽くね☆)』と発してしまうほどのイチゴのような甘い香りが一杯に広がります。泡の感じも強すぎず弱すぎず、品よく出ています。白ぶどうのみで作られているから、この名前だと教えてくれました。

ブティック・ワイナリーに位置するジャックラビットのワイン。残念ながら、セラー以外へ出る前に完売となってしまう場合が多いそうです。2010のカベルネも実は試飲したかったのですが、すでに売り切れでした。これからも地元のワイナリー、どんどん行ってみたいと思います。 *^-^*

2011年9月13日火曜日

ZilZie 2010 Shiraz

オーストラリア・ヴィクトリア州

Shiraz を表現するのに良く耳にするのが「ジャムのような」という表現。私なりに、ジャムのようにまったりとした深い甘さの濃厚なワイン、という解釈をしている。けど、このshirazはジャムというよりも、blackcurrantの持つ甘酸っぱさを想い起こさせてくれる、重すぎない甘さと酸味が程よく交わったところに、微妙に軽やかさを感じさせてくれるワインという感じ。お値段は非常に良心的。買う時に『ちょっとギャンブル?』というほどリーズナブルでした。酒税の超高いシンガポールではそういう訳にもいかないでしょうが、もしこのラベルを見つけたら、トライしてみてほしい一本です。

Rie's wine review:

  1. ファースト・ノートはブラック・カラント!
  2. フルーティーな香りが口いっぱい広がり、同時にスパイシーなパンチが来る。
  3. フルーティーさが落ち着き、スパイシーさにドライな感じが出て来る。
  4. ドライが収まって、シトラス系とミント(?)のような爽やかさが出て来ます。
  5. 最初のノートに甘みが増した感じに変わる。(でもやっぱりジャムまではいかない)


この作り手は30年もの間、大手のワインメーカーのぶどうを栽培していましたが、2000年にファミリー・ブランドを立ち上げたそうです。今回は値段が安かったということで、恐る恐る試しに買ってみたんですが、思いのほか楽しめたワインです。

2011年9月11日日曜日

Protea

プロテアと一概に言っても膨大な種類があるらしいのですが、この辺りで良く咲いていたり、マーケットなどでもよく売られているお花をひとつ紹介します。南アフリカ原産の花だそうですが、オーストラリアでの分布も多いということです。ボリュームたっぷりで、アレンジメントにも良さそうなプロテアはマーケットでも人気の花。この花を見るたびにアーティチョークだ!って思います。
開きかけ

開いたプロテア
開くと中にふわふわの毛のような・・・なんだろう?めしべ?多すぎるな・・・ー_ー;

2011年9月10日土曜日

続・寝心地の良い場所

「小さくてカワイイ僕はパパの上が寝心地の良い場所!」とばかりに、

こんなとか、


こんなとか、


こんなのも〜、



でもね、


でもね、


あたしだって〜!!!と、ばかりに、


必死のパッチで目をつむるケイ。


でもさ〜、寝心地、あんまり良くないんでない??


それにねね、それにね、


大きいからさ〜、足がズリ落ちてるんだよね〜・・・




エヘヘ〜、なんともけなげなケイちゃん。

ケイもカーロもパパの側が大好きです♡

2011年9月8日木曜日

Sticky Date Pudding

オーストラリアのデザートの定番の一つに "sticky date pudding" というのがあって、私のツボにかなりハマりました!というのも、このケーキの歯触りというか、歯ごたえがなんとも「スティッキー」でいいんです。名前の如く、ネバネバ感がたまりません!デイツの深い黒砂糖のような甘みもとても味わい深くて、上にかかっているソース(黒砂糖とクリームで作る)と良く合います。お店ではこれにバニラアイスが付いて来ることが多いんです。暖かいスティッキーなケーキと冷た〜いバニラ〜♡がお口の中で溶け合います。
Sticky Date Pudding
@ Hotel Victoria in Queenscliff

ところで、Date(s)(デイト/デイツ)って、ヤシの木になる実なんですね。今初めて知りました(苦笑!)それを乾燥させたものが売られている場合が多いようです。東南アジアやインドなどではカレーやシチューに甘みを出すのに使われたり、お菓子に使われたりと、用途は多々あるようです。中東の国などでは、フレッシュのデイツをそのまま食べたり、ドライフルーツにナッツなんかを入れたりしてよく食べられているそうですね。ミネラルやビタミンを豊富に含んでいることでも知られているんですって。

さて、このケーキ、レシピは至って簡単です。要はデイツをクツクツとお湯とベーキングソーダで煮て柔らかく崩した物を、小麦粉とバター、卵、砂糖、バニラエッセンスなどと混ぜて焼くだけ。ネットでもたくさんレシピが出て来ます。私も週末あたり、是非焼いてみようと思います!

2011年9月4日日曜日

妹の誕生日

Happy Birthday to my sister! *^o^*

散歩@Kingston Park, Ocean Grove

Geelongは曇り空の日曜日でしたが、『犬友』のご夫妻と一緒に公園へ。ここは広〜〜〜い芝生の他に、森林の中を歩ける林道があって、フェンスもあるので犬を離して歩けます!クンクン、ワンワン、check it out! していました。

Staffordshire bull terrier のビリーくん
Black labrador のモカちゃん

どちらもちょっぴりチャビーでとっても人懐っこくて可愛い子たちです。また一緒にお散歩行こうね!

Tecomanthe Speciosa

キングストン・パークでの散歩の後、バーベキューをしながら飲んだくれているうちに、夕方から一転して恐ろしくきれいな青空になりました!

オフ・ホワイトのトランペットのような形の花が房になって咲く、オーストラリア産の花。最初に発見されたのはニュージーランド北部を更に北へ55キロ上がった"Three Kings Island"という場所らしい。蔓状に伸びていく性質で、他の木へも上がって行ってしまうため、元の木を枯らしてしまうこともあるという、実は厄介な植物だそうです。これも大きな木に巻き付いて成長してしまい、挙げ句の果てにゴージャスに咲き誇っているという状態でした。蔓状の植物ってなんだか生命力が強いものが多いのかな?

2011年9月3日土曜日

ハーブ料理

ハーブと一緒に良く使うのはパスタ。特に最近ハマっているのが極小パスタです。米粒のような"orzo"や"risoni"、こんぺいとうのような"stelline"を使ってサラダ仕立てに。メインにもなるし、お肉やお魚の付け合わせにもなるし、とっても重宝です。そこで活躍してくれるのがハーブ。パスタにオレガノやタイムは定番ですが、それよりも私が好きなのはミントやパセリ、ディルを使う、いわゆる"Mediterranean"の味付け。

タブレー(tabbouleh)はパスタではないけれど、ミントとパセリをふんだんに使うサラダで、爽やかなレモンとハーブが解け合って、いくらでも食べられます。

小さいパスタのは、ミントが中心。パスタにミント?と思うかもしれないけれど、いけます!^o^  それに超簡単。パスタを茹でたら流水でさっと洗って、オリーブオイル、フェタチーズ、レモン汁、塩・コショウ、そしてミントをたくさん(好きなだけ)入れて混ぜるだけ。あればドライトマトを飾っても色がきれいだし、なければトマトを小さく刻んでいれてもオッケー。

もう一つ、大好きなハーブがディル。これもレモン、オリーブ、フェタチーズと絶妙に合います!シンプルだけど、ヘルシー。好きなお野菜でどうぞ。
きゅうりとトマトとフェタのレモン・ディル・ドレッシング

Herb Garden

マークの趣味の一つにハーブを育てること、があります。今までも、どんな小さなスペースであれ、幾種類かのハーブを育てていました。引っ越して落ち着いたや否や、ガーデン・センターで数種類のハーブの苗を買っていました。

タイム
レモン・タイム
イタリアン・パセリ
カーリー・パセリ
オレガノ
チャイブ
ローズマリー
コリアンダー
ミント

ハーブの間に黄色いマリー・ゴールドを等間隔に植えているんですが、この花のにおいが害虫避けに効果有りだそうです。

そして、もう少し暖かくなるのを待っているトマトの苗。今は鉢植えにしていて、冷たい夜露を避けるために夜は家の中に入れていますが、そろそろハーブの横に移動させてもいいかな。
門の脇に元々植わっていたラベンダー。放ったらかしにされていて、今にも枯れてしまいそうだったのを、きれいにカットして雑草も抜いてお手入れしたら、かわいい薄紫の花が元気に咲いてくれました。

2011年8月30日火曜日

『寒の戻り』

現在気温は9℃、日中は14℃の予想の Geelong です。

昨日あたりから寒さがぶり返して空気が冷たい!先週までの2週間が20℃超えと、あまりにも暖かかったので、この寒の戻りは少々応えます。レッグウォーマーも大活躍しています! この寒さ、木曜日あたりまで続きそうです。ただ、黄金色の太陽は健在で、日向に出ると、ほこほこと体が暖まります。(*^-^) ケイもカーロも只今ひなたぼっこ中です。

ちなみにシンガポールは今日、 Hari Raya Puasa(ハリ・ラヤ・プアサ)といって、1ヶ月間のラマダン(日中の断食)の終わりをお祝いする日ですね。こういう宗教にまつわる祭日が多かったのが懐かしい。

2011年8月29日月曜日

ボトル・ブラシの花

Callistemon (Bottle Brush)

公園や道ばたでよく見かける真っ赤な花を付けた木。そよそよと春の風をあびて揺れる姿はなんだか笑っているように見えてかわいい。筒状のブラシの形から、ボトル・ブラッシュという通称で呼ばれている、オーストラリア産の花。

ワイン・テイスティング@Lambys

Geelong の CBD にある Lambys(ラミーズ)というバーで毎週金曜日6時半から開かれるワイン・テイスティングのイベントへ行きました。バーのメンバーに登録すると、入場の際に小ビール(もちろん生)の引換券をくれるというなんとも嬉しい響き!ここでは毎週オーストラリアのワインが中心にセレクトされ、赤/白6〜7種類のワインの味見ができる。招待客とかだけでなく、誰でも入れる!場所はNational Wool Museum と同じビルにあり、下がバーで、上には Black Sheep というレストランもあって、そこもなかなか美味しいオージー料理を出してくれます。

ちなみに、なぜ National Wool Museum かというと、Geelongは昔ウールで栄えた土地だったのだそう。博物館には羊の毛を刈るところから毛糸になるまでの工程が展示されていて、ベテランのボランティアさんたちも事細かに説明してくれます。

話を元に戻し・・・この日はタスマニアの白、ピノ・グリー、Yarra Valley のピノ・
グリー、イタリアの白、ピノ・グリージオがセレクトでした。ピノ・グリーはピノ・グリージオとだいたい同じぶどうの品種ということだけど、ピノ・グリーの方が比較的甘めのよう。イタリアのピノ・グリージオはやっぱりドライでスキッとした感じ。ピノ・グリーは低気温の土地のワインにしては、ぽってりとした甘みもあって、しっかりした味でした。



まあ私の感想はさておき、このイベントを逃す手は無いぞ!という週1の太っ腹なワイン・テイスティング。行ける限り行くぞ〜、と意気込んでいます 。(^_^)

2011年8月24日水曜日

所変われば品変わる


黄金色の太陽、小春日和のGeelongです。

いえね、今日チラシをぱらぱらと何気なく見てると、『Father's Day Gift』とか『For Dad』とか書いてあるんです。え、え?父の日?このチラシいつのん?と疑った目で見ながら日付を確認すると、9月4日は父の日!って書いてあるんです。え〜、オーストラリアの父の日って9月なの?

そう、答えは9月の第一日曜日だということが分かりました。日本とアメリカは父の日が同じで、それ以外の国もきっと同じで世界共通と勝手に思い込んでいました。ビックリすることもないのかも知れませんが、なんだかやけに「へ〜、そうなのね〜」と思ってしまいました。

ちなみに、大好きな"Wiki"を見てみると、まあなんと各国が様々な日に父の日をお祝いするんですね。もう一つ、ちなみに母の日は日本やアメリカと同じでした。

http://en.wikipedia.org/wiki/Father's_Day#Dates_around_the_world

国や地域が変われば、風習や習慣もかわるんですね。*^_^*


2011年8月22日月曜日

Spring is just around the corner!

週末に引き続き、きょう、月曜日も黄金色の太陽が燦々と降り注いでいるジェローンです。コートはもちろん、セーターも脱ぎ捨てて春の風を心地よく肌に感じる季節になりつつあります。(しかしレッグ・ウォーマーはまだ脱ぎ捨てられませ〜ん!)

週末は犬の散歩へ少し遠出(車で20分ほどの公園)。20分も走るとこんなスペクタキュラ〜なコーストラインがあります。
Ocean Grove(オーシャン・グローブ)
今は静かだけど、ビッグ・ウェーブで有名
ミモザ(アカシア科)

そして、私にとって懐かしい花に出会いました。

おばあちゃんが「鬼門除けに」と、持って来てくれた小さな沈丁花の苗を母が玄関先に植えたところ、植え込み一杯に立派に育ち、毎年濃厚な香りを漂わせてくれた沈丁花。この香りがすると、あ〜、春が来た、と毎年思ったものでした。

香りで春を知らせてくれる沈丁花

そして、春と言えばやっぱり桜。裏の庭に寒々しく見えていたハゲの木に、ここしばらく青い葉が出ているな〜、と思っていると、たちまちこんなに可憐な花をいっぱいつけていました。
ソメイヨシノ

年中夏!のシンガポールから四季のある町へ引っ越したからか、こんな季節の変化がとっても嬉しく感じる今日この頃です。だけど本当に北半球とはまったく逆なんだな。日本はこれから夏も終わり、紅葉へと移って行く季節。ここ南半球ジェローンは新たな息吹に沸き立つ季節。オーストラリアならではの植物が見れるのか、今から楽しみです。